健康が一番!エマ2度の大手術(パテラ*膝蓋骨脱臼)
2歳になったばかりのエマですが、
すでに2回の手術をしています。
病名は膝蓋骨脱臼(パテラ)
左足を今年2月に、右足を6月に手術。
膝蓋骨脱臼とは・・・
後肢の膝蓋骨が正常な位置から外れてしまう。
内側に外れることが多いのだそうですが、エマは両方に外れてました。
<グレード1>
外れても、自然に戻る状態
<グレード2>
外れても、手で戻せる状態
<グレード3>
常に外れているが、手で戻せる。
<グレード4>
グレード3より進行していて、手でも戻すことができない。
エマはグレード3でした。
明日の朝ごはんが食べられないことなど、知らずに
いつもと同じキッチンで待っている姿を見ると辛い。
【手術する病院】
いつも行っている病院は、自宅から来るまで15分くらいのところ。
でも、骨の手術は特殊ということで、専門のお医者様に見ていただきます。
いつもお世話になっている病院の院長先生の大学の同級生とのこと。
そのため、提携をしているんです。
ネットで調べると、手術をしてくださった先生の師事された先生は、
DVDなども出している、整形外科のスペシャリスト。
とのことで、これもエマの強運な星の力ですね。
手術を行っていただいた病院は埼玉。
通常は、いつもの病院へ連れて行って入院をさせると、
先生が連れて行って、手術をして、帰ってきて
それで、いつもの病院で入院をする仕組みになっています。
なんですが、
手術をする病院までは、高速を使って1時間半。
手術後の帰りは、薬もきいてぼーっとしているのでしょうが、
行きは、元気そのもの。
お世話になっている先生を一緒とは言え、
家族もハルもいなく、一人で車に乗って1時間半という
時間はエマにとっては、不安でストレスになる。
これから、痛い思いをして、
その後は、いやでも3泊の入院。
軽減できるものは、軽減してあげたいということから、
行きは、家族で埼玉の病院まで送っていくこととなりました。
【手術の日】
うちを出るとき、4日後には戻ってくるんですが、
なぜだか、胸が締め付けられる(涙)
エマは、車で出かけるのが大好き。
「今日はどこに連れて行ってくれるの?」とばかりにルンルン♪
そんな、エマをおいてくることはとてもつらかったのですが、
ここから先は、私たちには何もできなく、
先生にお任せするしかなく、意外とあっさりと、
むしろ「これで足を直してあげることができるんだ」
という、希望に向けておいてくることができました。
帰り道は、
エマが朝ごはんを食べられなかったので、
私たちも、ハルも朝ごはんを食べていなく、
おなかぺこぺこ。
ご飯を食べながら帰ってきました♪
【手術結果】
次の日、面会に行き手術の様子を聞いてみると
予想より、状況は悪かったとのこと。
膝蓋骨がはまるはずの骨は、ほぼつるつる。
凹みがほとんどない状態。
写真を見せていただきましたが、
素人が見ても、これでは、”骨がはまる”わけがない。
という状態。
また、内側に外れることが多いとのことでしたが、
エマは両方外れて、そのままにしていたので、
靭帯がかなり伸びていたそう。
その靭帯がもし切れてしまった際、
治療方法としては、人口靭帯のようなものを、種子骨に
引っ掛けるそうなのですが、その種子骨
片方(左)粉砕していたんです。
その場合違う治療法を行うそうですが、
一段大変な治療になるそう。
靭帯が切れる前に、手術できて良かった♪
【入院中のエマ】
うちの中以外でおしっこできない。
(ぎりぎりまで、おしっこ我慢しているんだろうな・・・)
極度の人見知りのエマ
(ごはん食べられないんだろうな・・・)
心配していると、朝ごはんはやっぱり食べなかったとのこと。
手術前夜の9時ころが最後のご飯ですから、すでに40時間以上も
ご飯を食べていない。(心配)
そのくらいで死にはしないでしょうが、
理由もわからず、知らないところで独りぼっち
と、考えると、不憫でなりません。
でも
これも、足が治っていっぱい走れるようになるためです。
その夜も、翌朝もご飯食べなかったとのことで、
2日目の夕方先生が、入院食を手で口に入れて食べさせてくれたそうです。
(一安心)
毎日、お見舞いにいって、
4日目に無事退院。
【無事退院】
先生と、診察室で退院後の話をしていると、
奥の入院室から、聞き覚えのある声が・・・。
もともと声大きいのですが、いつも以上に大きい声で
叫んでました(笑)
足の包帯が取れるのは3週間後ということで
不自由も多いですが、とにかく家で一緒にいられること
うれしくてうれしくて。
一人で3泊もよくがんばりました。
つづく。
↑抜糸した後は、ずっとエリカラをつけているのもかわいそうなので、
足がカバーできる洋服をきせてました。
実はいろいろ探して、これやっと見つけたんです。
オーガニックコットンで、背中が紐なので、足怪我していても
着せやすい。
おなかを隠せる術後着などは多く販売されているのですが、
足を隠せるタイプはなかなかなく・・・。
通常のオーバーオールタイプの服は、
かぶりタイプだったり、
包帯をしていると、足が太くなっているので入らない。
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これと↓のピンクの服をなんとか2枚調達して
すごせました。
足を手術した時などに使える術後あるといいのにな!
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ということで、第一回目の手術は終わり。
二回目は、同様に右足を6月に手術。
今は、両足治って、元気に走り回っています。
これまで、痛い思いをしたのか、
段差を自分から上ったりしないし、
フローリングもかなり慎重だったのですが、
今は、全開モード!
ちょっと怖くなるときもあります。
もう痛い思いをしないよう、
油断せずに、特に足は大切にしていかねばなりません。
手術して良かった。