トラトラぷーぷーDiary

トイプードル2頭とネコ2匹、わいわいガヤガヤ賑やかな我が家の備忘録

35年間の思い。償い。ずーっと一緒♪

minneで絵を描いてもらいました。

画用紙に水彩画

とても暖かい絵です。

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みんな一緒

この絵には、私の35年間の思いが詰まっております。

作者の方に、それを伝えると、

心を込めて、とても丁寧に、こんなに素敵な絵にしてくださいました。

 

左から。

ビビ、エマ、ハル・・・今うちにいるコ達

竹千代(ネコ)、太郎(オカメインコ)・・・子供のころうちにいたコ達

 

 

 

中学生の時、ネコを飼っていました。

名前は竹千代

 

キジトラの男の子。

 

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徳川家康の、幼少のころの名前をいただき

竹千代」です。

 

 

私は、中学生でした。

可愛くって、一緒に遊んだりはしておりましたが、

お世話は、ほぼ親。

 

でも、初めて飼えた動物、(それまでは鳥だけ)だったので、

弟のように可愛かったのを覚えています。

 

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そして、私は高校に進学。

都内の私立を選択しました。

 

当時の住まいからでは通学が大変なため

都内へ引っ越すことに。

 

引越先は、ペット不可のマンション。

竹千代は、母親の実家へ預けることになりました。

 

当時、上越新幹線は大宮までの開通でしたので

キャリーケースへ入れて、大宮から新幹線に乗って新潟へ。

 

新幹線の中はとてもおとなしくしておりました。

きっと、どこに連れて行かれるのか、

不安だったんでしょうね。

 

新潟の家に着き、キャリーバックを開けると

瞬間に飛び出して、土間の奥の方に逃げ込んで

しばらく出てきませんでした。

 

その時のことは、今でもよく覚えています。

 

そうですよね、生まれて初めての新幹線。

4時間近くもキャリーケースの中に入れられ、

知らない揺れや、音がたくさんして・・・。

 

さぞ怖かったことでしょう。

 

今考えればそういうことがわかるのですが、

その時はあまり多くを考えておりませんでした。

 

そして、慣らすために、私は数日滞在し、

その後、竹千代を残して一人で東京の引っ越し先に戻ったのです。

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それから、数か月後

新潟から連絡があり、竹千代は交通事故で

亡くなってしまったと。

 

その時は、正直ピンときていませんでした。

 

田舎ですから、もちろん離し飼い。

外を自由に行き来していて、ごはんと寝るときだけ

家に帰ってくるというスタイルです。

 

事故の危険性も多いですよね。

 

でも、冷静に考えれば

私が、都内の私立高校へ進学せずに

地元の県立高校へ進んでいれば

竹千代を新潟に連れて行く必要はなかったんです。

 

新潟が悪いわけではなく、

手元にいても、事故の危険性はあります。

外に遊びに行っていましたから。

 

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でも、そもそも自分の都合で

最後まで面倒をみれなかったことに変わりはありません。

大人になればなるほど、その罪の大きさを感じております。

  

なんて無責任な飼い主なのでしょうか。

竹千代にはなんの罪もないんです。

 

私のところに来ていなかったら、

もっともっと、楽しい思いがたくさんできたかも。

おいしいものもいっぱい食べれたかも。

 

償いなんて、自分への言い訳にしかなりませんが、

せめてもの償いと、少しですが、地域猫さんのお世話を

しています。

 

みんな、与えられた寿命を全うしてもらいたいから。

 

言い訳が長くなってしまいましたが、

新潟の家に、竹千代を置いて東京に戻ったのが

最後の別れとなってしまいました。

 

いきなり、知らないところに連れてこられて

怖かったのでしょうか。

さみしかったのでしょうか。

 

車にぶつかって痛かったでしょう。

最後は何を思って逝ったのでしょう。

 

虹の橋のたもとで私のことを待っていてくれるのでしょうか。

待っていてくれないかもしれませんね。

 

何をいっても言い訳になりますが、

子供のころにはできなかったけど

大人になったからできることもいっぱいあります。

 

今の家族、ハル、エマ、ビビにはそういう思いはさせません。

まだ先のコトは考えたくはないですが、

神様から頂いた命を全うするまで見守ります。

 

そして、竹千代がいたから、

そう思えることもいっぱい。

 

みんな家族です。

だから、一緒に描いていただきました。

  

みんな仲良く、楽しく。

 

枕元に飾りました。

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みんな仲良し。いつでも一緒です。

 

竹千代も、ひとりではないよ。

もうカラダはないけれど、

きっと一緒にいてくれていると思っています。

 

なんだか重い話になってしまいましたが、

35年の思いをこうして形にすることができて

とてもうれしい気持ちなんです。

 

小学生の時にいたオカメインコの「太郎」も一緒。

みんな、ずーっと一緒です。

 

 

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